資金調達を発表しました
本日リリースが出ましたが、Vookは資金調達をしました。
前回資金調達したが2017年でしたが、それから約4年経ちました。
うまく行ったことも、全然うまくいかなかったことも、
笑ったことも、頭抱えたことも、
楽しかったことも、辛かったことも
たくさんありました。
この4年は、正直きつかった時期もたくさんありましたが、Vookのユーザーや社員、お客様、株主の皆様、そして家族(子供も2人誕生、、、!)の力で乗り越えてきました。改めてお礼申し上げます。
今後、さらに躍動していきたいと思います。
ようやく次の一歩へ、、行けたなという実感はあり、
改めて僕自身がどんなことを目指してやっているのかということを改めて書こうと思います。
そもそもVookって何やっているの?
改めて僕たちが何をやっているのか、知らない方もいらっしゃいますので、
以下の説明映像を貼り付けておきます。
我々は国内最大級の映像クリエイターのプラットフォームで、
動画、CG、VRなどさまざまな映像を作る人をサポートをしております。
下の図のようにメディア事業を中心に、スクール事業、キャリア事業を展開しており、今後も映像に特化したサービスを展開していこうと考えております。
なぜ映像なのか?
2022年現在、皆様もご体感されていると思いますが、
文字文化圏から映像文化圏への移行の真っ最中です。
映像文化圏とは、言葉の通り。
文字文化圏と対極の言葉で今までテキストベース(画像も伴う)だったコミュニケーションが映像に置き換わり、
インターネットからリアルの世界まで、
映像で人々や社会のコミュニケーションがあふれること。
僕が映像の事業を始めたのは2010年ごろで、テキストが主流の文化圏でした。
それが今や、
Youtubeがブログに置き換わり、
余暇や隙間時間にはスマートフォンでNetflixを見るようになりました。
リアルの世界でも、電車内のサイネージを筆頭に野外で映像を見る機会が増えるのとともに、今後MRやVRのような技術で目の前に映像が流れる時代が来ます。
(この間発表された映像を見ることができるメガネは世界観近いですね!)
2014年に誰かが「動画元年」なんて言い始めましたが、
映像文化圏に行き着くまでのまだ序章に過ぎないと考えております。
人類はさらに映像文化圏に足を突っ込んでいくことになります。
映像の作り手を増やそう
その中で、我々は映像をつくる人をサポートするサービスを行っています。
映像制作ができるようにする教育事業や、映像制作のナレッジシェアするメディア事業、プロフェッショナル人材の求人紹介サービスなど。
映像文化圏をより豊かにするために、『作り手を増やすこと』
これが我々がやりたいことです。
映像でのコミュニケーションが増えると、
例えば、
中小企業やNPOなど今まで小さな力が大きな力になったり、
企業間のコミュニケーションのスピードが上がったり、
今のウクライナもそうですが、世界中の問題をみんなが認識し解決の方向に向かったり、
人の人生を変えるきっかけをつくる力になったり、
と世の中を変えるパワーになると思っています。
(わかりやすい事例で言うと、Charity Waterはアフリカの水問題を解決するNGOですが、VRで以下のように寄付者に現状を伝えるドキュメンタリーを作り配信する取り組みなど行っていました。
このように、映像はコミュニケーションで社会の変えるパワーになり得るのです)
今映像を使う環境を整ってきているが、
作る環境を変えていくことで、
映像文化圏の拡張をさらに加速させる。
その一環で去年11月にVookSchoolという映像・動画制作の学校をオープンしました。
こちら大変好調で、たくさんの受講生に入っていただき満員満員という感じです。
リリースでも出していますが、今後スクール事業は強化しようと考えておりまして、メタバースコースなども進めていたりします。
動画が今後一般の人にも必要なスキルになると思っておりまして、
教育現場でも入り込んでいくことも見込んでおり、
映像の教育でNo.1になりたいと考えています。
最後に
『映像ってAIでも作れるようになったから、人って必要ないんじゃないの?!』
とよく言われたりします。
確かに、AIでも動画が作れるようになった時代ではありますが、人を感動させたり、人の人生を変えるのはAIはまだできないとは思いますし、
そもそも現代人は映像を見る目が肥えているので、すぐに飽きてしまいます。
人が映像をつくることをサポートし、みんなが映像が作れるようになることで人生の幅は確実に広がっていくと思いますし、
また良質なクリエイターを育成することが、良いコンテンツを生み、そのことが人々の生活を豊かにできると思っています。
今回資金を調達し、アクセルをさらに踏んでいきたいと思っています。
今オフィスもこんな感じで素敵なオフィスにできるよう頑張っています。
(3月中完成予定!)
↑ライブラリ(図書館)をイメージし、オフィスを絶賛改築中!本の寄贈お待ちしております!渋谷のパルコの横なので遊びに来てください!
採用も拡大中でして、
映像文化圏を拡張していくことに共鳴し、
志を共にできる仲間を募集しています。
ぜひ今後の活躍をご期待ください!
追記
募集している仲間は以下になります!
・社長室のような形で一緒に事業を回していきたい方
・スクール事業を一緒に伸ばしていきたい方
採用情報も見れるのでぜひご覧ください!
会社10周年を迎えました
ここのブログの投稿は、サボりにサボり続け、実は3年ぶりの執筆になってしまいました。
そうこうしているうちに、実は本日、会社が10周年を迎えました。
23歳の時に立ち上げた時から一瞬だった気がしますが、本当に色々なことがありました。
最初の5年は、映像制作の制作会社としてずっと小規模で頑張って映像を作り続け、
次の5年は、サービスとしてしっかりと勝負したいと思い、映像制作事業をバツっとやめ、映像クリエイター向けのプラットフォーム「Vook」1本で走り続けてきました。
最初の制作会社の時は、5万円で映像制作を受けることからはじめ、死に物狂いで仕事を取り、たくさん映像を作りました。
交渉に負けて悔しい思いをしたり、
地方の映像制作の案件で交通費を浮かせるために2日間深夜バスで移動したり、
給料が数ヶ月間払えなくて本当に大変な思いをしたり、
給料安すぎて自分の貯金が0になったりと色々な経験をしました。
次の5年で挑戦したVookの時は、
何十社もベンチャーキャピタルを周り断られ続けたり、
資金が枯渇しかけたり、
エンジニアを探し続け断られ続けたり、
同世代の起業家と比べて全然うまく行っていない自分に焦りを感じたり、
思ったような数字が出なくて、
不安と焦りで眠れない時もたくさんありました。
(今でもありますが)
3人で始めたVookも今では30名を超えました。
最初Vookを始めたときは、見向きもしてくれなかったクリエイターも今ではvookに登場してくれたりしていて、
映像制作や動画制作をやっている方では圧倒的に認知度も上がり
Vookのメディアの事業だけではなく、今では教育事業や人材紹介事業など、事業もどんどん展開しています。
メンバーにも恵まれ、優秀で意欲のある人材が集まり、年齢関係なく毎日切磋琢磨しているこの会社で仕事するのが本当に毎日楽しくて仕方ないです。
実は、今まで20代で構成していた会社も今では私も30代になり、さらに40代、50代もどんどん増えてきており、様々な業界の経験と実績を持ち合わせ、気持ちはアグレッシブでベンチーマインドを持った人が集まっています。
リスクを取っている分、不安もたくさんありますが、
その分、楽しさもその倍くらいあり、毎日朝になるのが楽しみで仕方ないです。
先日、サイバーエージェントが、今日本で一番実力があり、「新聞記者」「ヤクザと家族」など様々な映画を生み出している個人的にも大好きな若手監督. 藤井道人さんが所属するバベルを子会社にし、映像制作に本格参入するニュースが出ましたが、この映像業界は次の10年でさらに成長しますし、さらに変わっていくと思います。
市場のデータを見ても私が起業した2012年は確かウェブ広告市場が50億円でしたが今では3000億円くらいになり約60倍。
10年経つとこんなにも変わるのだから、当然次の10年も大きく時代は変わるでしょう。
オンラインの動画コンテンツが増えますし、さらにメタバースやMR・AR領域も一気に広がる10年になるので、映像の可能性はさらに広がる。
この10年、クライアントの方、従業員の方、投資家の方、そしてvookのユーザーの方など本当にたくさんの方にお世話になりました。
正直この10年は自分としては、成長のスピードが遅く、自分の計画ではもっと大きくなり業界を変えているような会社になっているつもりでしたが、去年からアクセルを踏み始め、次の5年で一気に成長できる準備はできています。
会社を初めて10年経ちますが、1番の学びとしては、会社の成長や成功は、経営者の覚悟がどこまでできているのかということが一番大切だということ。
20代の自分は、正直覚悟が甘かったところがあり、その覚悟がかなかったからこそ、成長のスピードが遅かったなと思っています。
次の10年は覚悟を持って直向きに、愚直に、誠実に、でもアグレッシブに挑戦していきたいと思います。
映像は今、Netflixなどを代表とした世界に繋がるコンテンツ産業から、
圧倒的な成長を遂げ、日々ルールが変わる続けるインターネット動画産業、
そしてこれから迎えるメタバースや拡張現実の世界まで、
可能性はどこまでも拡大し続ける成長産業です。
この成長産業の中でいかに挑戦できるかが、
僕のチャレンジでもあると思っています。
ちなみに起業してからの一番の体験としては、アメリカで映像制作をしたこと。
アメリカに行った時の制作環境の違いに驚き、Vookを立ち上げた原体験でもあります。
スタッフ一人一人の映像に対する教養の高さ、クオリティが高い映像を作るための仕組みや決まり、そして成功に対して夢を見て楽しそうに映像を作っている製作者の目が忘れられません。
去年の大河ドラマで主役だった渋沢栄一も、パリに行き、そこで進んだ資本主義を見て日本の近代化に貢献しました。
僕の場合は、アメリカで見た映像産業だと考えていて、日本を韓国やアメリカに負けない、映像制作の環境へと進化させたいと思っています。
楽しみにしていてください。
2018年注目している映像業界の5つのトピック
2018年になりました!
この年は映像業界にとっては去年以上に面白い年になると思っています。
個人的に5つの注目しているトピックを上げましたのでぜひご覧になってください!
1、スマホ動画コンテンツの加速
僕は、ここ数年かけて書店に並んでいる雑誌が動画化していくと考えています。
2017はDELISH KITCHENを運営する「エブリー」、そしてdelyが運営するクラシルが「食」の分野から攻めていましたが、美容、ファッション、ビジネス、旅、ニュースなど他の分野も2018年に加速していきます。
例えば、美容関係だとMeryなど、どんどん参入し、コンテンツを作り始めるでしょう。
動画メディアが乱立し、コンテンツ作りを競い合うと思います。
それに応じてネット動画広告市場も大きくなるでしょう。
2、19年に向けたVRコンテンツの準備
18年中盤から19年に向けて、ゴーグル単体のスペックが上がり、PCなしでVRが観れるようになると言われています。
18年現在、まだVRコンテンツのニーズは大きくなっていませんが、このスペックでのVRが出るとかなり普及もすると思います。
そう考えるとまだ準備段階。でも1年準備するのとしないとでは全然違いますね。
18年はVRは17年と変わらず準備の年になると思います。
3、音声検索とネットTV(さらに4K対応)
今年からこのトピックが徐々に出てくると思います。
音声検索の精度が上がり、さらに音声で物事を検索する文化が少しづつ根付き始め、ネットTVも音声検索に対応し始めたので、ここはホットになるトピックになるはずです。
アメリカではすでに2017よりYoutubeやNetflixが4K対応し、デバイスも増えています。
2020年のオリンピックに向けて4KとネットTVが確実に増えます。
そうなった時に作り手としてはテレビもネット領域も4Kヘの対応が非常に必要になってくると思います。
4、映像業界の働き方改革
去年電通問題もあり、映像業界にも働き方改革の波がくると思います。
今までなさそうだなと思っていましたが、最近、制作会社の周りの人の話をしているとそう行った話が良く出てきます。
映像制作は人が命。
経営の効率化や人材の流出を防ぐためにも、今年が大切になってくると思います。
テレビ、CM、ウェブ含め全てにおいて、色々な業務を効率化し、クリエイティブに時間をさけるような体制づくりをどう作るかは議論になるでしょう。
ちなみに2017年末に映像業界最大手の東北新社がクラウド導入をしました。
こういった動きはすごく注目ですね。
5、ライブ配信の加速
2018はやっぱりライブ配信は外せません。
去年末からライブ配信×Eコマースが増えてきました。
メルカリ含め各社一気に参入したのが去年後半、今年は一気に増えて行くでしょう。
(個人的にはハンドメイドアプリ『ラッフィー』見ています。)
またTwitterやFacebookのライブ配信も去年以上に増えます。
特にTwitterは最近ライブ配信に力入れていて、コンテンツも増えています。
(年末のカウントダウンの各イベントの配信はすごくよかった。)
Relive the breathtaking 2017 #SydNYE fireworks display - see the highlights of our biggest fireworks display ever 🎇 pic.twitter.com/7OcHUw4AmB
— City of Sydney (@cityofsydney) 2017年12月31日
去年のTwitterトレンド大賞もTwitter Japanがかなり力を入れてライブ配信していましたね。
【#Twitterトレンド大賞 リプレイ配信中⚡️】
— トレンド大賞 @リプレイ配信中⚡️ みなさまありがとうございました!🙇💖 (@TrendAward) 2017年12月23日
見逃した!😨という方もまだ間に合います!
💁出演
田村淳・叶美香・アキラ 100%・池澤あやか・上西小百合・神谷えりな(仮面女子)・倉持由香・とろサーモン・みちょぱ・最上もが 他
👇をクリックで視聴 https://t.co/pCo4pNbYn3
ということで
以上5つの注目するトピックでした。映像業界はここ数年本当にめまぐるしいですね!Vookも先頭に立てるように頑張っていきたいと思います!
2018年の抱負と目標
あけましておめでとうございます!
年末年始は、家族や妻と過ごしました。
写真は、今年のおせち料理!ちょっと豪華に取り寄せだけど本当に美味しかった!
1年間頑張れる!
2017年は激動の一年でした。
大きな資金調達もしましたし、Vookでの初となる大型合宿イベントもしました。
ライフの方も結婚2年で妻とも楽しく、お互いに成長しました。
Vookの方は、2017年は種を植えて必死に地ならしした一年でしたが、2018年は水を入れて蕾まで育っていく年にしたいと考えています。
立派な花を咲かせるために、しっかりと投資もかけつつ、『育てる』年にしたいです。
また、今年なんと30歳になります。
20代はもう終わる年ですし、会社は7期目に突入しますので、人間的な、経営者的な安定力は作りたいと思います。
学生の時からずっと続けてきた動画の事業ですが、時間的にもお金的にもしっかりと投資してきた成果が徐々に出始めています。
2018は、そういう意味では事業も個人としても、巣立つ時。
30歳という節目でどう巣立てるかが、今後の2,3年につながると思います。
去年以上に気合が入りまくっていますし、階段を10段くらい一気に駆け上がる年にしたいのでぜひ今年もよろしくお願いします!
以下今年の目標!!!
[今年の目標]
・声を1.5倍くらい大きく物事をはっきりと言うようにする(よく聞こえないと言われるので、、、)
・去年の1.5倍笑顔を増やす(会社に行ったとき、人と会うとき、家にいるときに良い空気を作るため。去年はイライラしていたときに顔に出まくっていた)
・映像領域以外の外部に出る機会を増やす
・Vookをさらなる価値あるプラットフォームにし、ユーザー数を3倍にする
・テレビ領域の人と交流する
・CG、アニメーションに力を入れる
・照明、音関係にも力入れる
・筋肉量を1.5倍にし、絶対に風邪ひかない
・家をジム化し、ジム代カットする
・映画を100本見る、美術館の展示 30回いく
・司馬遼太郎系をたくさん読む(去年は燃えよ剣しか読めなかった)
・クリエイティブ領域では、色や色彩に注目する
・デジタルアートの領域を見る
・MR、ネットTV領域に張る
・栄養管理学を学ぶ
・英語の聞き取りを良くする、引き上げる(去年結構困ったので、、、)
・妻と月一でどこかに面白いところに行く(奇祭、海外、展示会など!)
・月一で手のかけたすごい料理を作ってみる
・姿勢を正す(背筋、体幹鍛える)
中国(上海)のキャッシュレス化を見てきた感想
先日、妻と一緒に中国の上海へ行ってきました。
お目当はもちろん、「キャッシュレス」。
とにかくキャッシュレス見たくて、見たくて仕方なく。、、
妻に「中国だから美味しい中華が食べられる!」というよくわからない理由をつけ一緒に上海に行きました。
今回の旅のテーマは、「現金は使わない」。
中国はキャッシュレスが進んでいるからこそ、現金持って行かずに行きました。
地下鉄が現金しか使えなくて途中挫折したのですが、、、ただその他はほぼほぼキャッシュレス。
すごく刺激を受けたので感想を書きたいと思います。
そもそもどんな風にキャッシュレス進んでいるか
中国のキャッシュレスアプリの二大巨頭は、Ali pay(アリペイ)とWe chat payです。
感覚値としてはほぼ90%の人が使っている気がします。
シェアとしては、圧倒的にAli pay(アリペイ)。
We chat payは半分か60%くらいのお店で使える感じ。
色々とリサーチした結果、Ali payの方は、中国に口座を作らないと使えないらしくハードルが高いので今回はWe chat payを使うことにしました。
(We chat payの有効化については結構苦労しました。別でこちらもやり方を書こうと思います。)
実際にどんな感じだったか?
ほぼキャッシュレス!現金ほぼ必要ないわ状態
キャッシュレスが進んでいるとはいえ、それほどではないと思っていましたが、中国はほぼほぼキャッシュレスな世界でした(上海に限った話かもなのですが)
露店も、ホテルも、お店も全て使える世界はすごいです。
最初は恐る恐る使っていたのですが、ほとんど使えるからもうスマホは手放せず。
例えばこんな感じの露店!
以下の写真のようなのがAlipayかWechatpay(中国語だと微信)使えますよ〜っていうサインで、
お店のQRコードを読み取ります。
お店のページに行き、そこから金額を打ち込みます。
打ち込んで送ると相手のスマホに反映され、商売成立!
晴れて、この食べ物が手に入るわけです・。
うまい!!!
マジでこれ名前わかんなかったけどうまかった!餃子が入っているパイみたい!
これはすごいぞ、、、、ということで、、、
夜ご飯もウェイシン!
(Wechat payのことを「ウェイシン」=微信と言います)
スタバももちろんウェイシンっっっ!!!!
中国茶のお土産も、ウェイシーーーーーン!!!
ウェイシンが使えないところでもAlipayは大抵使えました
ここでは小籠包美味しかったんだけどwechat pay使えなかったのが残念だった、、、Alipayは使えました。
(仕方なくクレジットカード使いました)
もう現金がないから、なんかたくさん買い物しちゃう!
別の意味でちょっとヤバさを感じたのですが、とにかく楽々楽々!!
現金を持たない、もしくは財布を持たない世界がそこにあり、財布嫌いな人にとってはまるで桃源郷。
日本に早くきたらいいなと思ったのですが、中国だからこその問題があるなと思いました。
なぜ中国でキャッシュレス進んでいるのか
なぜ中国でキャッシュレスが浸透しているかというと3つ理由があると思います。
1、[現金信用性]
現金に対しての信用度が低い(偽札とか)
2、[キャッシュカード使いにくい]
キャッシュカードのスキミングされる可能性がある
3、[従業員の不正防止]
お店側にとって従業員が不正する可能性がある
1、に関しては、偽札多いという話はよく聞きます。あとちょっと言葉が悪いけど現金が汚いw。現金持ちたくない感はなんかわかるので、信用の面でスマホでカバーできるならそれだと嬉しい
2、に関しては、スキミングされることがあるからキャッシュカード持っていくなというのはよく言われることです。
3、に関してはタクシーを乗りながら思ったのですが、全てデータに残るので従業員もくすねる可能せもないのですよね。
個人の現金のやり取りが一番やばかった気がする
ダイナミックに可能性を感じたのは、個人間の現金のやり取りです。
地下鉄でどうしても現金を使わなくてはいけないタイミングがあり、
ホテルの従業員にWe chat payで送金して現金をもらうという荒技をやったのですが、
その時にお金をこんなにサクッと送金することができるんだと感動しました。
『送金』という作業をオンラインでやることは結構抵抗感ある方が多いと思うのですが、こんな感じで、気軽にやり取りできたらすごく楽ですよね。
履歴も残るのですごくいいです。
↑僕が使った今回のお金の記録
何がすごいと思ったのかというと、多分これからスマホで給料の支払いや企業間の請求などがここで行われてるようになるからです。
特に給料の支払いはスマホで行われるんじゃないかな。
履歴が全て残るので、お金の管理もやりやすいし、社会保険や国の税金とかも多分支払えるようになるはず。(中国語だったからわからなかったけど、We Chatでそういったことができるような記載も書いてあった気がする)
日本でいうとやっぱりバイト代とかはスマホで支払いたいというニーズはあるんじゃないでしょうか。
僕も経営者としては、銀行に行って支払ったりする作業って本当に手間なので、そう行った世界が来て欲しいです。
日本だと個人的に注目しているのは、「kyash」です。
kyashは、UIやデザイン、仕様が中国の送金のプロセスに似ています。
クレジットカードを登録し、そこからお金をはらい、引き出すことはできず、kyashが発行したデビットカードからお金が使えると若干不便なところはあるのですが、送金やお金を受ける時の手軽さは素晴らしいです。
(うちの会社ではkyashでお金のやり取りしています)
日本のもキャッシュレスの波が来るでしょう。
ところが中国を完コピしただけでは日本の環境がそもそも違うので、ハマらないとは思います。
各種、キャッシュレスサービスはどのように日本化させるのかは今後注目ですね。
余談
中国のギラギラ未来感は最高でした!(割とこういうの好き!大好き!)
攻殻機動隊の世界観に似ているかな。
ビル群もすごすぎる、、
液晶モニタが入り混んでいるビルがあって、ビル全体がテレビやスマホみたいに広告が表示されるのはすごかった、、、
個人的には、中国は本当に面白いし、最高でした
次は中国のシリコンバレー 深川にも行きたいな。
中国系の情報もっと知りたいし関わりたいので、その辺にお詳しい方はぜひお声がけいただけると嬉しいです!
メルカリの本アプリ「カウル」が最高すぎて草生えた
こんにちは。
我が家も大掃除の時期に入りまして、妻と相談して本を一気に片付けようということになりました。妻と自分と合わせて70冊くらい。
「めんどくさいからブックオフに売ろうかー。」という妻の言葉を片耳で聞きながら、そういえば色々とC to Cのアプリをリサーチしていた時に見つけたメルカリの本の専用アプリ「カウル」があるなと思い、そちらを一旦使ってみることに。
カウルとはどんなアプリか?
カウルは本に特化したメルカリのC to Cサービスです。
本を売ることもできるし、買うこともできる。
アプリを開くとこんな感じのビューになります。
買うサイドとしては、本に特化されていて、メルカリにある本をサクサク探して、買うことができます。
このアプリがすごいのは「本を売る」機能
ここまでは普通の本アプリなのですが、カウルの本領を発揮するのは「本を売る」という作業です。
このように「本を売る」ボタンを押して、後ろにあるバーコードに標準を合わせると、勝手に本が出てきます。
しかも連続で本を登録することができて、なんかブックオフの店員になった気分で楽しい楽しい!!
連続で10冊くらいじゃないかな!これ快感!
ブックオフのバイトやってみたかった!
しかもすごいことに「よく売れる価格」というのをAIが表示してくれ、勝手に入力してくれます!
例えば、以下の「驚異のストーリープレゼン」という本。
1944円が定価ですが、AIが自動的に480円が売れますよ、と言ってくれて、入力もしてくれる
旧来であれば
1、検討「これは、元値はこうだから、だいたい半額くらいかなー、」
→2、リサーチ作業「いやでもちょっと検索して他でこの商品の価格みてみよう、、、、」
→3、変更 「あ全然低かった、値段変えよう」
という風に、値段を決める時間と入力する時間いうのがもったいなかったのですよね、。
そこの時間を無くしてしまうというのがこのアプリのすごいところ。
そして極め付けは本の情報を勝手に入れてくれること!
このように本の元値や販売時期など細かい情報を勝手に入れてくれます。
旧来、Amazonや楽天などから情報を引っ張ってきた(コピペしてきた)作業が全て消え、本当に素晴らしい、、、
そして、、、速攻売れる
この小説「罪の声」は妻がかじりつくように読んでいた話題の小説です。
これは話題だったから絶対にかなり良い感じで売れるはず、、、
この本は定価が1700円くらいだったのですが、メルカリのaiによると1200円。
実際はどうか。。。
すぐに反応があり、『1000円だったら買います』という声が。
早速1000円にしてみると速攻売れた、、、やったやった!!
その後もキングダムシリーズが300円で売れたりと本が売れる売れる、、、
ブックオフじゃこの値段つかないよね、、、
(現在70冊出して、15冊くらい。送料かかっているからまあ100円くらいだけど良いとする)
10秒後に売れるっていう快感はとにかくやばい。
大河ドラマ直虎を見ながら、サクッと本を出す→10秒後にぴこぴこ売れていく姿を見て本当にメルカリすごいと思いました。
大切なのはユーザーの「快感」
僕も実は以前、メルカリで別の本を売りました。
売れたことはすごく良かったのですが、本を撮影して情報を打つのが結構面倒、、、
それ以来、1年くらいずっと本を売っていませんでした。
ところが今回のこのアプリを使うとそれが超サクサクできる。しかもなんか快感。
今回は売り手だけの話でしたが、「快感」というキーワードはサービスにおいて本当に大切だなと思いました。
本を売ることに対して、「めんどくさい」と思ったことがなかった自分が、本を売ることを「快感」と思ったことはありませんでした。
ところが、このカウルのアプリは、ブックオフの店員みたいに、本を大量に出せ、しかもサクッと良い値段で売れる(もちろん売れていない本も4/5くらいあります)
このアドレナリンでる感じ、最高。
もうどんどん本出したいよ!本ある人教えて!
圧倒的にうまくいくサービスは、ユーザーに「快感」を得られるように設計してある、「快感」があればさらに使いまくる、まるでゲームのようにのめり込む。
メルカリのカウルは本当に優れたサービスだなと思いました。
まだ使って1日しか経っていませんが、ちょっと今後もたくさん使ってみようと思います。
映像の国内最大の展示会「InterBEE」でイベントやってきました!
国内最大級の映像系の展示会「InterBEE」にてVookがイベントを行ってきました。
「InterBEE」とは放送業界に絞った展示会で、カメラ、放送機器、三脚、音系機材など、映像に関わるあらゆる企業が出店する展示会です。
去年は行っても誰にも話しかけられずに去って行ったこの展示会でイベントができて嬉しい!
中はこんな感じで様々な企業がブースを出していて、うちのイベントスペースは一番奥のところ。
meetupスペースというところでイベントをやらせていただきました。
岡山や広島など全国からお客さんが集まり、盛り上がりました!
主に僕の方から映像制作の未来像の話、そしてビデオグラファーの岸田さんとタカザワさん、小高さんに登壇していただき、ビデオグラファーの制作の今というテーマでお話しいただきました。
一年前にここでイベントできたらなと思っていたことが早くも実現できて嬉しかったです。スタートアップの良さってこういうことだなと。
また展示されているメーカーの方とも顔なじみになり、いろいろなところで声かけられたりして嬉しかったです。
来年は、もっと大きなイベントができたらなと思っています。