映像系スタートアップのあれこれ

映像クリエイターのプラットフォームVookの代表ブログ

純粋なアントレプレナーシップを思い出したい起業家のために見るべきドキュメンタリー

我らがNetflixで前々から見たいと思っていた『インターネットの申し子:天才アーロンシュウォルツの軌跡』を見ました。

アントレプレナーなら見るべきドキュメンタリーですね。
彼は、スティーブジョブスにもつぐアントレプレナーになったはずとも言われていた人で、26歳で亡くなりまりました。

2-3歳の時からPCに触れ、プログラミングを自然と身につけ、14歳の頃にはRSSの開発を行っていた彼は、ネットの中の真のアントレプレナーである。
のちに、10代でクリエイティブ・コモンズの立ち上げに関わり、スタンフォード代に入り、その後Ycombinetorの支援で事業を立ち上げたあのソーシャルブックマークサービスRedditの一員になる。その後、事業売却。
Redditより


その後彼は、世界中のすべての論文のオープン化を目指し活動したが、FBIに逮捕される。
最終的に彼は逮捕され、大きな罰金と懲役が言い渡され、その後自殺する悲惨な結末をたどる。アメリカ政府のネット規制のせいでこのような事態になったのだが、まあ、そこのところは置いておいて、起業家として純粋に世界の矛盾を見つけ、変えていこうとする彼の姿勢のグッとくるものがあった。

アントレプレナーの種類は様々だ。

その中でも世界を変えようと仕組みごと変えてしまう姿勢というのはアントレプレナーには必要だ。
自分も起業し、映像のクリエイティブ環境を変えるべくVookをやっているが日々の作業に追われて、自分が変えたい世界というのを見失いがちだ。



彼のインタビューでグッときた言葉があったので掲載しておく。

『与えられて生きているだけで満足したらダメだ。大人に言われたことをやり、親や社会に従っていないで、常に疑問を持つべきだと思う。科学的な考え方では学習したすべてのことを一時的なものと考え反論や疑問をぶつける。 一度社会に根本的かつ重大な問題があると気付くと、忘れたり見過ごしたりできない。』


世界を変えよう!
Netflixで是非ご覧ください!
ちなみに1時間40分と長く、後半の方は辛いのでそんなに見なくてもいいと思いますい