映像系スタートアップのあれこれ

映像クリエイターのプラットフォームVookの代表ブログ

あれから3年。次、何かが起きたときに動ける人へ

3.11から3年が経とうとしていますね。
あの時のことをそれぞれが思い出している頃なのかなと思うのですが、
僕自身も色々な事を思い出し、考えています。

僕は、被災地へ入ったのは人と比べて遅く、確か4月の終わりでした。
僕は、福島県南相馬、そして飯舘村に行ったのですが
あのときの衝撃は凄まじいもので、 生涯忘れる事はないと思います。

※当時のブログはこちら
学生ボランティアが、少ない!〜福島に行って、感じたコト〜」

http://shuntarookamoto.blogspot.jp/2011/05/blog-post.html

南相馬の沿岸地帯の惨状、そして今も放射能が原因で帰る事の出来ない飯舘村
それから何度か行ったのですが、福島のことは自分にとっても何をすれば良いのか分からなく、未だに後悔というか、悔しいものがあります。


あれから、福島の特集を見るたびに、自分はなんてダメなんだろうと思い、悲しくなるときもたびたびあります。

その一方で、上の世代の人達はあのときはすごかった。

30代,40代くらいの上の世代の人達が被災地へ一気に入り、復興へ頑張っていたのを覚えています。
学生だった僕たちは、周りもそうですが、なかなか復興への大きな動きへと加わるのは難しくて、すごく自分に対して腹立たしかったです。

上の世代で、力を持ち、徳も持っている人は、被災地の現状をいち早く掴み、それに合わせて動き回っていました。

ちょうど阪神大震災の頃学生だった世代だと思います。

そうやって上の世代を見ていると、僕たちの世代も上の世代と同じように3.11を学生の頃体験したからこそ、次何かが起きたときに中心に立つ事が出来るのではないかと思っています(というか立つべきだと思っています)
みんなそれぞれ動き回っていたはずだから、次何かが起きたときに動く準備やイメージはついているはず。

だからこそ、自分自身は、次何かが起きたときにしっかりとすぐに動けるような人間になりたいです。
何かあったらこの経験を活かし、まず動けるようにしておきたい。
そのときに向け、やっぱり自分に力をつけるべきだと思っています。
 上の世代を見ていても、動いていた人は 、情報をしっかりと持ち、的確な判断が出来ていた人。
情報が入ってくる環境というのはとても大事で、自分もそういった環境にいたいと思います。

なんだかよく分からなくなってきましたが、次何かが起きたときに動ける人になる。そう決意した震災からの3年目でした。
今年、26歳に僕はなり、会社の方も3年目。
結構辛い時期だけど、今頑張る事が大事だと思うから、動き続けたいと思います!