映像系スタートアップのあれこれ

映像クリエイターのプラットフォームVookの代表ブログ

僕がインターンで学んだこと

はじめに


僕は、今年の前期に
株式会社ワーク・ライフバランスという日本の仕事の環境を改善するところで
インターンを行いました。

インターンを本気でやったのは始めてだったのですが、
ものすごく勉強になりましたし、成長しました。
僕の経験ですが、「インターンって何がいいのか」というのを書きたいと思います。



なぜインターンを始めたのか

普通の人がインターンをする理由と同じように、僕も「成長していきたい」と思い始めました。
僕が成長したいと思ったポイントは、組織のマネージメントとお金のまわり方を学ぶこと。
今まで、my JapanやSocial CM Award、TEDxYouth@Seeds、学生CM甲子園を運営してきたのですが、いつも悩んでいたのは組織のマネージメントとお金のまわり方。

この2つはほんとうに難しいんです。
特にマネージメントに関しては、4年間団体をやってきましたが 何人辞めていったか。。。
このままではマズイ、良い事例を見よう!と思いインターンに踏み切りました。

なぜワーク・ライフバランス?

この会社にした理由は、
一番は僕が高校生のころからお世話になっている小室淑恵さんが作った会社だということなのですが、
社内のマネージメントが神みたいに素晴らしいという点、ブランディングが素晴らしいという点からこのことを学びたいと思ったからです。

ワーク・ライフバランスとは??


日本の労働環境は、世界的に見ても生産率がものすごく悪いです。
毎日終電、長時間労働・・・
その結果、個人としては家庭に支障を持った人が増えてきましたし、
会社にとっては人件費が高くなっているので無駄な経費が増えました。

また、少子高齢化ものすごいスピードで進んでいて、10年後には働く人口が800万人も減ってしまいます。
さらに高齢化が進み、親の介護が大変になり、 その影響で会社をやめていく人も増えています。

家庭が疎かになっている人が増えているので、子供も生まれない。

少子高齢化がこのまま進むと国も破綻しますし、僕達の心や働き方も壊滅的になります。

そこで、仕事を効率的に終わらせ、家庭に費やす時間を増やす必要性が出てきています。
社会的なニーズもものすごく上がっていて、総務省も本気で取り組み始めました。

会社にとっては、
より効率的に仕事を行い、できるだけ高付加価値の仕事を行えるようにすれば、必然的に会社の利益率も上がりますし、
社員の家庭のことまでも考えたワークスタイルに社内が変われば、
社員のモチベーションも上がります。

社員にとっては、自分の家庭(子どもや自分の親、妻など)とのバランスも取れますし、またボランティアや他の活動を出来ることで、仕事のアイデアも湧いてきます。


学んだ点1:マネージメント




それでは僕はここで何を学んだのか。
一つ目はマネージメントです。

会社全体の仕事を効率化するためには、マネージメントが必要です。
効率化するタイムマネージメント、メンタルのケア、少ない人数で成果を上げるなどが必要となり、株式会社ワーク・ライフバランスはそれを企業にコンサルティングしています。

そのため、仕事に関してのマネージメントのプロフェッショナルなのです。
当然ワーク・ライフバランスは社内でも実行していて、退社時間は18時でものすごく効率よく仕事を行なっています。
また社員同士でメンタルケアを行いあったり、ライフで嬉しかったことをみんなに共有したり、何年後かの一人ひとりの目標を常に共有したりと社内の仕事だけではない「人としてのマネージメント」も行なっています。

特に自分の中で学んだことは
・朝メール
・面談の制度
です。
朝メールとは、一日のスケジュールを朝作りチーム内で共有するもので、チームで誰が何をやっているのかというのが全体に分かるため、凄く良かったです。
また面談は、社員同士が行なっていて、インターン生は社員と面談します。
そこで仕事上の悩みをシェアすることで、一人ひとりの心をケアします。


こういったことを僕はこの会社で学びました。
もしこういったことを学びたい方は、小室さんの本を読んでみてください。



学んだ点2:ワーク・ライフバランス

上にもワーク・ライフバランスについて書きましたが、この会社に入って改めて必要性を感じました。
僕は、仕事が大好きな人間なので、最初は「自分にはワーク・ライフバランスなんて必要ないだろうな」と思っていました。
ところが、例えば仕事以外の時間を取ることでの日常のアイデアを得ることの大切さ、家族の大切さを改めて考え、本当に必要なものだということを思いました。
また社会に対しても必要なことで、少子高齢化や経済の環境から考えると本当に必要です。
今後、この概念を広げていきたいし、自分が会社を作っても、絶対にワーク・ライフバランスを実現できるような会社にしたいです。

学んだ点3:ブランディング

これは教わったものではないのですが、
端から見てすごく羨ましかったのはこの会社のブランディングです。
「ワーク・ライフバランス」という会社の名前、
小室さんのメディアの出方、
などすごく外から見て見え方が良くて
コレに関しては、実はmy Japanもものすごく参考にしています。
それを間近で見れてとても良かったです。


最後に

この会社でインターンを出来て自分はものすごく成長できました。
インターンはやっぱりある程度厳しい世界に放り込まれるので成長できるし、社会が分かるところだと思います。
インターンは本当にオススメなのでまだやっていなくて成長していきたい学生は是非やってみてください。


株式会社ワーク・ライフバランス
http://www.work-life-b.com/

NPO法人ETIC
http://www.etic.or.jp/