映像系スタートアップのあれこれ

映像クリエイターのプラットフォームVookの代表ブログ

2018年注目している映像業界の5つのトピック

2018年になりました!

この年は映像業界にとっては去年以上に面白い年になると思っています。

個人的に5つの注目しているトピックを上げましたのでぜひご覧になってください!

 

1、スマホ動画コンテンツの加速

 

僕は、ここ数年かけて書店に並んでいる雑誌が動画化していくと考えています。

2017はDELISH KITCHENを運営する「エブリー」、そしてdelyが運営するクラシルが「食」の分野から攻めていましたが、美容、ファッション、ビジネス、旅、ニュースなど他の分野も2018年に加速していきます。

 

jp.techcrunch.com

 

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例えば、美容関係だとMeryなど、どんどん参入し、コンテンツを作り始めるでしょう。

動画メディアが乱立し、コンテンツ作りを競い合うと思います。

 それに応じてネット動画広告市場も大きくなるでしょう。

 

2、19年に向けたVRコンテンツの準備

 

18年中盤から19年に向けて、ゴーグル単体のスペックが上がり、PCなしでVRが観れるようになると言われています。

18年現在、まだVRコンテンツのニーズは大きくなっていませんが、このスペックでのVRが出るとかなり普及もすると思います。

そう考えるとまだ準備段階。でも1年準備するのとしないとでは全然違いますね。

18年はVRは17年と変わらず準備の年になると思います。

 

japanese.engadget.com

 

 

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3、音声検索とネットTV(さらに4K対応)

 

今年からこのトピックが徐々に出てくると思います。

音声検索の精度が上がり、さらに音声で物事を検索する文化が少しづつ根付き始め、ネットTVも音声検索に対応し始めたので、ここはホットになるトピックになるはずです。

 

アメリカではすでに2017よりYoutubeNetflix4K対応し、デバイスも増えています。

2020年のオリンピックに向けて4KとネットTVが確実に増えます。

そうなった時に作り手としてはテレビもネット領域も4Kヘの対応が非常に必要になってくると思います。

 

jp.techcrunch.com

 

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4、映像業界の働き方改革

 

去年電通問題もあり、映像業界にも働き方改革の波がくると思います。

今までなさそうだなと思っていましたが、最近、制作会社の周りの人の話をしているとそう行った話が良く出てきます。

映像制作は人が命。

経営の効率化や人材の流出を防ぐためにも、今年が大切になってくると思います。

テレビ、CM、ウェブ含め全てにおいて、色々な業務を効率化し、クリエイティブに時間をさけるような体制づくりをどう作るかは議論になるでしょう。

 

ちなみに2017年末に映像業界最大手の東北新社クラウド導入をしました。

こういった動きはすごく注目ですね。

www.nekojarashi.com

 

5、ライブ配信の加速

 

2018はやっぱりライブ配信は外せません。

去年末からライブ配信×Eコマースが増えてきました。

メルカリ含め各社一気に参入したのが去年後半、今年は一気に増えて行くでしょう。

(個人的にはハンドメイドアプリ『ラッフィー』見ています。)

 

またTwitterFacebookライブ配信も去年以上に増えます。

特にTwitterは最近ライブ配信に力入れていて、コンテンツも増えています。

(年末のカウントダウンの各イベントの配信はすごくよかった。)

 

去年のTwitterトレンド大賞もTwitter Japanがかなり力を入れてライブ配信していましたね。

 

 

ということで

 

以上5つの注目するトピックでした。映像業界はここ数年本当にめまぐるしいですね!Vookも先頭に立てるように頑張っていきたいと思います!